お悩みママさん、冷えの調子はどう?
はい…。前回のアドバイスで冷えない日はかなり増えたんですが、たまに足の周りに冷たい風がまとわりつくように冷える時があるんです。
たまに猛烈に冷えるっていうと、もしかしたら足に汗をかいているのかもしれないわ。
そういう時は靴下を脱いでルームサンダルにすると冷えがおさまるわよ。
足めっちゃ冷たいのに汗かいてるわけないじゃないですか…
唐突に感じる凍り付いたような冷え、本当に辛いですよね。
- 靴下を重ね履きしている。
- 五本指靴下を履いている。
- シルクや綿などの天然素材の靴下を履いている。
- お風呂以外は寝るときもずっと履いている。
- なのになぜか足を氷につけているかのように冷える時がある。
このような悩みがあると汗による冷えの可能性を考えなくなってしまいがちです。
私自身もそうでした
「足が冷たいのに汗をかいているわけがない!」と汗の可能性を門前払いしていました。
しかし以下のような場合、自分では気が付かないうちに汗をかいている可能性があります。
- 今までなんともなかったのに突然足が冷え始める
- 足の周りに冷たい風がまとわりついている気がする
こんな冷えを感じたら思い切って靴下を脱いでしまいましょう!
もこふわのスリッパではなく裸足にルームサンダルを履きましょう!
すると・・・あら不思議、足が暖かくなりますよ!
実体験をまじえてご説明しますので、ぜひ読んでみてください(^^♪
靴下と汗で足が冷えている場合がある
前回の記事では「無自覚な靴下の締め付けによる冷え」の実体験・対処法を記事にしました。
この場合は血行不良で冷えてしまうことが原因ですね。
足が冷える原因はもう一つあります。
それは足を外側から冷やしてしまっている冷え、つまり足汗と靴下のコンボによる冷えです。
いわば、足を保冷剤で冷やすような行為をしているということです。
足は冷えても汗をかく
実体験
私はとても冷え性で毎日靴下を履いていましたが、フットカバーに変えてから冷えをだいぶ改善することができました。(前回の記事参照)
しかし、冷たい風がまとわりつくような、氷のような冷えが突然来る症状は、たまにではありますが残ったままでした。
先日、実家に帰った時のことです。
私の家にはないコタツを囲みながら家族で談笑したあと、夜も更けたので就寝することにしました。
実家はいわゆる昔の戸建てでとても寒いので、フットカバーを履いたまま寝ることにしました。
が、寝れない。
足が冷たすぎて寝れないのです。
あんなにコタツで暖を取ったのに!あんなにポカポカだったのに!!
布団の中でまた足の周りだけ凍り付くような冷えが襲ってきたのです。
30分ほどしても全く収まる気配のない冷え。
無駄かもしれないけれど手で温めてみようかなと、靴下を脱いだとたん、冷えがすっと引いていったのです。
・・・え?ナニコレ???
なぜ靴下を脱いだら冷えから解放されたのでしょうか?順を追ってご説明しますね。
足は汗をかきやすい
そもそも足は汗をかきやすい場所です。
額や手のひら、そして足の裏には汗腺(汗が出る穴)が多く、1日でコップ1杯ほどの汗をかいているといわれています。
汗って体温を下げるためにかくんですよね?
暑がりの人ならわかるけれど、私みたいに足が極寒の人は足汗とは無縁なんじゃないですか?
実はそうでもないんですよ。
足は冷たいけれど暑がっている?
汗は体温調整のためにかくのはご存じですよね。
個人差はありますが人間の体はおよそ36.5℃前後が快適なので、これより体温が上がると汗をかいて体温を下げようとします。
ところが、冷え性の人の足は常に冷たく低い温度に慣れてしまっているので、少しでも足の温度が上がると「足が暑い!汗をかいて温度下げなきゃ!」と体が命令してしまいます。
つまり足の温度調節が狂ってしまっているのね。
その結果、足は冷えているのに汗をかいているという矛盾がうまれてしまうわけです。
みしマママのケースだと、コタツで足が温まったからよけい足汗が出てしまったということですね。
靴下の気化熱でよけい冷えてしまう足
ところで気化熱ってご存じですか?
聞いたことあるけれど、よくわからないです。
水が蒸発するときに周りの熱を奪ってしまうことです。
- お風呂上りに体をしっかり拭かないと寒くなる
- 汗で濡れたユニフォームをずっと着ていると冷たくなる
- 洗濯物を干そうと触ったらものすごく冷たい
このように、少し濡れているものがやたらと冷たく感じるのは、蒸発する水が熱を奪っているせい、つまり気化熱のせいなんです。
ちなみに汗も気化熱を利用して体の温度を下げているんですよ。
蒸発したいんでちょっとぬくもりいただきまーす!
冷え性の方はほぼ確実に靴下を履いていると思います。
先ほど説明したように、足は冷えていても汗をかきます。
そしてその汗を靴下が吸収するので、いわば濡れた靴下を履いている状態になっているわけです。
洗濯したての靴下を履いているようなものね。
氷に足を突っ込んでるような冷たさがするのは当たり前だわ。
私が実家で猛烈に冷えを感じて靴下を脱いだ時も、脱いだ時は靴下が濡れていることに全く気が付きませんでした。
しかし翌朝に脱いだ靴下を触ってみたら、確かにひんやりと湿っていました。
履いているときや脱ぎたては湿っていてもあまり気が付かないものですね(^▽^;)
天然素材だから大丈夫・・・?
私が履いているのは綿100%で吸水性もいいから、汗の対策もきちんとできていると思うんですが。
確かに綿は吸水性が抜群です。汗をしっかり吸ってくれます。
でも、その吸った汗はどこへ行くのでしょう。
少し濡れたタオルと同じですね。蒸発するときに足の熱を奪ってしまいます。
シルクは吸水性も放湿性(吸った水分を逃がす機能)も綿より優れています。
しかし吸水性があるということは、いったん生地の中に水分を取り込むということ。
するとやはり蒸発するときに気化熱が発生してしまうため、多少なりとも足の冷えを助長してしまいます。
靴下を脱いでみよう
突然冷えたな、足の周りに冷たい風がまとわりついているな。
そう感じたら、とりあえず靴下を脱いでみてください。
本当に汗が原因かわからないし、やっぱり寒いのに靴下を脱ぐのは怖いよ。
準備をして靴下を脱げば怖くない!
それじゃあこうしてみましょう!
- タオルと新しい靴下を用意
- 履いている靴下を脱ぐ
- 濡れている感覚がなくてもタオルに足を乗せて足全体を拭く
- タオルの上に足を乗せて1分放置
- 新しい靴下を1枚だけ履く
すごい!放置している間に冷えが治ってきました!!
放置している間に冷えから解放されれば、汗のせいで足が冷えていたということ。
靴下を改めて履いた時、なんか裸足の方が快適だな~と思ったら靴下は履かない方がいいかもしれませんね。
フローリングにはルームサンダル
裸足の方が快適な気はするけれど、フローリングなので床が冷たすぎます。裸足にもこもこスリッパを履こうかな。
確かに裸足だとスリッパが履きたくなりますよね。でもちょっと待ってください。
足をおおわれているという点で、スリッパも靴下も同じです。
裸足で温かいもこもこのスリッパを履いてしまうと、
- 温かくなる
- 汗をかく
- 汗が蒸発(冷える)
- スリッパの中から水分が出て行けず蒸れる
この負の連鎖が始まってしまいます。
そんな時におすすめなのがルームサンダルです。
靴下と違い足を布で覆う範囲が狭いので、汗をかいてもすぐに蒸発します。
つまり足の周りに水分がとどまることがないので、汗による冷えはほぼ解消します。
ルームサンダルは足の裏の汗を吸収するので、足の裏に冷えを感じたらすぐに干して乾かしましょう。
1日に何度かルームサンダルを変えることになるので、3~4枚をローテーションするのがおすすめです。
イオンのバストイレ用品売り場や無印良品でも売っているので探してみてね。
実際に履いてみて自分に合うものを買うのが一番よ。
最後の方に私のおすすめサンダルをご紹介していますので、ネットで購入したい方は見てみてください(*^▽^*)
まとめ~冷えた時こそ靴下を脱ごう~
今回のまとめです!
- 足が冷えていると思っていても足汗をかいている。
- 汗を吸った靴下のせいで足がよけい冷えてしまっていることがある。
- 靴下を脱ぐと冷えが改善される(タオルで拭くことを忘れずに)
- フローリングが冷たい時はルームサンダルを履こう!
靴下を脱いで冷えが改善できなかった場合、前回の記事が有効かもしれません。ぜひ読んでみてください。
これを読んでいる冷え性の方々の手助けができたのであればとても嬉しいです(^^♪
最後まで読んでいただきありがとございました!
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